認知症対応力向上研修会を受講してきました。

執筆者 山田

2016年9月13日

みなさん、こんにちは!

笑顔足りてますか~の山田院長です。

 

愛知県歯科医師会では、本年度より愛知県の委託事業として歯科医師の認知症対応力向上研修会を開催することになりました。

そしてその研修会が9月11日に愛知県歯科医師会館で行われたので、私も受講してきました。

 

2015年1月、厚生労働省から「認知症対策推進総合戦略」が公表されました。

これは認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けた各種施策をまとめたもので、「新オレンジプラン」と呼ばれています。

新オレンジプランは、認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指すもので、これは歯科医師・歯科医療機関にとっても、歯科治療の実地・継続のみならず、地域の社会資源として、早期に気づき、他の職種と適切に連携することなど、認知症の人の生活を支えることが重要になってくるものです。

 

今回のこの研修は、3部構成となっておりました。

1、基本知識編

2、かかりつけ歯科医の役割編

3、連携・制度編

 

そして主な目的としては、

● 早期発見・早期対応の重要性、および、認知症の人と家族の生活を支える知識と方法を習得する。

● 認知症の人への対応の基本と歯科診療の継続のための方法を習得する。

● 認知症診療、ケア、連携に関する基本的な知識を得る。

 

認知症の方の人口は、年々増加の傾向をたどっており、これは高齢者の方の増加とともに、比例するような数字となっております。

私どもも医療に携わるものとして、今後より一層勉強をしていかなければと思っております。

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