堀ちえみさんが舌がん 口腔がん検診
執筆者 長谷川
2019年2月23日
こんにちは。オーキッド歯科の長谷川です。
連日堀ちえみさんの舌がんがメディアで流れています。
私や院長も堀ちえみさんのドラマを見て育った世代ですので、
とてもショックを受けています。
最初は昨年の夏くらいに違和感を感じで病院へ行き、診察をしてもらい、
口内炎の薬をもらってたそうです。
そして2,3か月しても良くならなかったので、歯科医院で
診察をしてもらい治療してもらったそうです。
そして年が明けてもなだ良くならなかったので、自身で調べ、
もしかしたらと思い大学病院で診察してもらったそうです。
最初の口内炎の違和感からわずか6か月くらいのことです。
最初の段階で舌癌の診断がでていれば、ステージ4まで
いくことはなかったかと思います。
口腔がんは、最初は口内炎かと思うことが多いそうです。
しかし口内炎は薬でなおることがほとんどです。
それでも完治しない場合は、口腔がんを疑うことが大事だと思います。
口腔がんはとてもつらい癌です。
癌になってもツラいし、癌を治してからもツラい病気です。
今回堀ちえみさんも無事に手術は終わりましたが、口腔外科だけでなく、耳鼻咽喉科と形成外科の先生も手術に入られたそうです。
耳鼻咽喉科に先生がみえたということは、喉や耳のほうにまで
及んでいるということが予想されます。
そして形成外科の先生もみえたということは、顔の形成、舌の形成が必要であったのかと思われます。
最初のほうでみつかっていれば、口内だけ、もしくは舌だけで
すんでいたのかもしれません。
皆さんも口内炎に違和感を感じたら、口腔がん検診をすることをお勧めします。
最初は難しい検診ではありません。とても簡単な検診です。しかし発見率はとても高いものです。
当院は「口腔がん撲滅委員会」に所属しており、口腔がん検診を行っております。
口腔がんは、発見をするスピードで治療後の処置が変わってきます。
もし迷ってみえるようでしたら、長く時間をかけて迷うより、
早めに検診を受けて下さい。