Detail
内容
口腔がんの早期発見や、異形成段階(がんになる前の状態)を早期発見し治療するために、VELscope®Vx(ベルスコープ)を用い、お口の中をチェック(検診)します。
口腔がんの主な原因
- 歯列不正(歯並びが悪い)、義歯不適(入れ歯が合わない)
- う蝕(虫歯)・歯周病、詰め物・被せ物不適
- 舌小帯付着異常(舌の裏の紐のような部分が短い方は要注意)
- アマルガム(金属の詰め物)
- 口内炎(10日くらい経過しても治らない場合は要注意)
- HPV(ウィルス)、など
Importance
口腔がん検診の重要性
日本は、世界の先進国の中で、唯一、口腔がんの死亡数が激増している国!ということをご存知でしたか?
(※日本での口腔がん患者の死亡率は「46.1%」と米国(19.1%)の約2.5倍です!)
口腔がんは、悲惨な「がん」です。手術になれば、舌・顎・頬の一部、もしくは、大部分を切除せざるを得ず、その結果、口の機能に大きな障害を持つことになります。
通常、がんになるまでには5年~10年はかかりますので、最低でも1年に1回、蛍光観察装置(ベルスコープ)を使った「口腔がん検診」を受診し、早期発見・前がん状態での治療を心がけてください。
CauseIntroduction
VELscope®Vx(ベルスコープ)とは?
青色光を当てることによってお口の中に異常がないかどうか観察できる装置です。
欧米では多くの歯科医院に導入され(2万軒以上)、口腔がんの早期発見に役立っています。
視診(見る検査)や触診(触る検査)だけでは発見しづらい異常(早期がん・異形成:がんになる前の状態)が無いかを確認します。痛みもまったくなく、短時間で検査を行うことができます。
Flow
口腔がん検診の基本的な流れ
1. 問診票の入力(記入)(5分)
口腔がんになる要素がどれくらいあるか?生活習慣についてご入力(ご記入)いただきます。
2.視診・触診(5分)
視診:お口の中のに異常がないかを目で確認します。
触診:ゴム手袋を付けた指で触り、しこりや盛り上がっているところがないかを調べます。
3.VELscope®Vx(ベルスコープ)を使った検診・写真撮影(5分)
VELscope®Vx(ベルスコープ)でお口の中に青色光を当てて、異常がないか観察をします。
そのままお口の中の状態を写真撮影します。
4.報告書を元にカウンセリング(10~15分)
結果を報告書にまとめ、それを元に口腔内の現状に関しカウンセリングを行います。
口腔内に関し、指摘を受けた場合は、口腔内の治療や改善を行っていきます。
※口腔がん検診は目安として約30分程度かかります
Result
結果
口腔がん検診・口腔健診では、お口の中の状態や写真を検査報告書にすることで、受診者の方に口腔内の状態をわかりやすくご説明します。また、その記録を保管し、毎年の検診(健診)におけるお口の中の変化を見続けます。尚、異常が見られた場合は、治療計画を立てて治療へ移ります。
報告書の提出
報告書には、日本語のほかに、英語、中国語にも対応しています。
問題なし
継続して、最低でも年に1回は口腔がん検診・口腔健診を受けましょう。
何らかの異常があった場合
医師と共に治療計画を立てて治療へ移ります。
Price
費用について
コース内容 | 費用 | 内容 |
---|---|---|
腫瘍マーカー | 10,000円 + Tax | 2項目 |
腫瘍マーカー | 30,000円 + Tax | 15項目 |
腫瘍マーカー + ベルスコープセット | 15,000円 + Tax | 2項目 + ベルスコープ |
腫瘍マーカー + ベルスコープセット | 35,000円 + Tax | 15項目 + ベルスコープ |