ノバライナー(マウスピース矯正)について
執筆者 山中
2020年7月24日
こんにちは。オーキッド歯科の山中です。
今月のミーティングでは、先月訪問し見学させていただいたノバデンタルラボラトリーさんの技工士の方に、ノバライナー(マウスピース矯正)についての講義をしていただきました。
ノバライナーとは、金属のワイヤーのブラケットなどを歯につける矯正方法とは違い、目立たず、自分で取り外し可能な透明のマウスピースを使った矯正治療のことです。抜歯が必要な方は、ノバライナーはできないそうです。
まずトリオスという口腔内カメラで患者様の口腔内を撮影し、パソコン上ですべて設計し歯を動かすためのマウスピースを作成します。
歯を動かすにあたり、数ミリ単位で歯を削ったりなどの作業も全てパソコン上で技工士さんに設計していただき、ドクターと相談しながら治療完了後のきれいな歯並びにしていきます。
設計終了後は、パソコンからデータを送り、マウスピース作成に移るそうです。
人によって治療期間も使用するマウスピースの数も違います。
マウスピースを使用する時間は、1日約20時間だそうです。お食事、歯磨き以外は基本的に装着しておきます。
実際にモニターとして当院のスタッフが使用していますが、装着感など最初のうちは違和感があるようですが、数時間で慣れてきて、日常生活には支障がなく、ワイヤー矯正などの治療とは違い、痛みもほとんどないと言っていました。
透明なマウスピースなので、他の人から見てつけているかもどうかもわからないくらいだと思います。
金属のワイヤーやブラケットをつける矯正に抵抗がある方には、とてもおすすめの矯正治療だと思います。